2018年07月29日

これからの九州経済を支える空港の役割

九州の玄関口、福岡空港。

福岡を訪れた旅行者や会社員がまず驚くのが、福岡市の中心部へのアクセスの良さです。

「世界の都市総合力ランキング」において、この点での評価は44都市中4位と、世界でも指折りの便利さを誇っています。

便利なゆえに発着便数が年々増え、1滑走路当たりでは我が国最大の混雑空港となっています。

2001年に、離着陸回数が14万回を突破し、滑走路の処理容量が限界に近づくと、新宮町沖の「新空港案」が検討されましたが、結局、滑走路をもう一つ作る「拡張案」という現実的な方向でまとまり、現在着々と工事が進められています。

そして、2019年からは西日本鉄道や九州電力などの地元連合へ運営が委託され、将来的な増便などが検討されているようです。

福岡空港は中心部に近いがゆえに、利用者が伸びそして便数が増えるたびに騒音問題が深刻化していき、住民による訴訟が続いた歴史的経緯があります。

従って、将来に向け増便に向けて着陸ルートの変更などが検討されているということですが、新たな騒音問題を惹起させることも考えられます。

この空港は、騒音を抑えるため、夜の10時から朝の7時まで離着陸は原則禁止されています。

これからのインバウンドの増加は大きく期待される中で、北部九州の発展には福岡空港の利便性の向上は不可欠ですが、立地条件に恵まれている一方で制約も多くあって、福岡空港だけで対応は難しそうです。


そこで、注目されるのが九州国際佐賀空港で、九州新幹線西九州ルートをつなぐことで福岡空港の補完的役割というよりも相乗効果を期待することで、福岡都市圏だけでなく北部九州エリア全体の発展ポテンシャルを高めることになります。

この佐賀空港ですが、開港20周年を迎えた昨日、空港や同市内のホテルで記念イベントが開かれました。

県内外の政財界関係者が出席し、開港20年への感謝を表すとともに、次代への飛躍を誓いました。

佐賀市のホテルマリターレ創世で開かれた記念レセプションには私も参加し、これまでのご苦労をいただいた関係者が集まり同窓会的な雰囲気となりました。

佐賀空港はしばらく利用低迷が続いたものの、格安航空会社(LCC)が就航し、全日空の東京便が1日5便になるなど利便性が向上したことが大きかったのでしょう、2017年度には利用者数が約77万7千人となり、開港以来初めて建設時の需要予測73万7千人を超えたようです。

しかし一方で、空港の維持管理に伴う収支は赤字が続き、2016年度は1億8200万円のマイナスとなっており、まだまだ現状に甘んじず、また将来を見つめて九州国際佐賀空港の名に恥じないような展開をしっかり対応していかなければなりません。

新幹線問題とタイアップした取り組みもその一つかもしれません。
posted by 川上義幸 at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年07月27日

ホークスの低迷

昨日は、この猛暑の中、よく歩きました。

2万5000歩を優に超えていました。

熱中症が心配される中で、外での運動は控えないといけないのですが、昨日は尋常でない行動だったのかもしれません。

さて、毎年、鷹の祭典には野球観戦に出かけますが、昨日がその日でした。

前半は、投手戦で試合進行のテンポも速く、観る方もそれなりに楽しむことができたのですが、5回裏のホークスの拙攻で嫌な予感がした次の回に集中打を浴びて4点を取られてしまいました。

なんとなく盛り上がりに欠ける、観る方からすると最悪の試合で、8回が終わった時点で早々に引き上げました。

すると、逆転のドラマが待っていたようで、9回に同点、10回に逆転という展開になって、終わってみれば逆転勝利となったようです。

でも、今年のホークスはダメですね。

投手陣、特に先発が頑張りが今一つで、抑えのサファテ、クローザーの岩崎の不在が大きく響いているようで、昨年まではあとがしっかりしているということで精神的にも楽だったようにも感じます。

野手も給与が高いベテラン組が元気ないですね。

ホームランはそこそこに出ているのですが、連打が出ず、つながりが悪いのが気になります。

何といっても、野手と投手陣の試合をつくる連携の悪さが一番気になるところで、連勝がなかなかできません。

終盤に向けて、明るい話題が欲しいものです。
posted by 川上義幸 at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年07月25日

「五百ベロ」

「千ベロ」とは、千円相当のちょっとしたつまみと酒でベロベロになれる店を呼ぶらしいのですが、角打ちがそれに相当するのかもしれません。

「五百ベロ」は、五百円相当でいい気分になれる店だそうですが、実はコンビニで実現しそうな雰囲気でした。

セブンイレブンが、生ビールのテスト販売を計画していたそうですが、中止したといいます。

首都圏のいくつかの店舗でレジの前にサーバーを置き、Sサイズ100円で提供する予定だったようです。

しかし、交流サイト(SNS)上で噂が広まって、クレームがあったのかもしれません。

飲酒運転を助長するという声も寄せられたようですし、この価格破壊は近隣の居酒屋にとっても脅威にと映ったことでしょう。

結局、セブン側は「販売体制が整わない」という理由で取りやめたようですが、話題が先行しすぎた面があ
ったものの、利用客の期待も大きかったこともあって残念です。

セブンの店内には総菜として、コロッケ、から揚げのほか、サバ焼き、ナス漬まで売っていますから、卓を 一つ二つ置けば、立派なチョイ飲み酒場が誕生します。

コンビニの総菜は、最近味も洗練されてきましたから、十分に「五百ベロ」を実現させることが可能だったかもしれません。

コンビニが誕生して40年余りになりますが、消費者の様々なニーズを取り入れ、進化し続けてきましたので、また今後の新しい取り組みに期待したいものです。
posted by 川上義幸 at 20:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年07月24日

命に関わる危険な暑さ

きょうも命に関わる危険な暑さの見込みで、熱中症に厳重警戒を呼び掛ける報道が続いています。

東日本と西日本を中心に昨日も記録的な猛暑となり、埼玉県熊谷市では観測史上最も高い41度1分を観測しました。

このほか、各地の最高気温は東京 青梅市で40.8度、岐阜県多治見市で40.7度、甲府市で40.3度、名古屋市で39.6度、東京の都心で39度ちょうど、京都市で38.7度に達しました。

豪雨の被災地やその周辺でも気温が上昇し、岡山市で37.6度、愛媛県大洲市で35.9度、広島市で35.4度まで上がりました。

全国927の気温の観測点のうち、ことし最も多い241地点で35度以上の猛暑日となりました。

今朝のニュースでも、最高気温が38度まで上がるところがあるなど、危険な暑さが続く見込みで引き続き熱中症に厳重な警戒が必要だと呼びかけ、日中の運動は控えるほか、室内ではためらわずに冷房を使い、こまめに水分を補給して塩分も不足しないようにしてくださいとのことです。

昼休みのウォーキングは、日傘をさしたり、できるだけ日影を選んでは行っていますが、だいぶ無理があるようで、今日から朝のウォーキングに変えることにしました。


ところで、国連の世界気象機関(WMO)によると、今年6〜7月は北極圏を含め世界的に気温が上昇し、異常な猛暑に見舞われているようです。

カナダで熱波の影響で多数の死者が出るなど、日本と同様、世界各地で被害が相次いでいます。

また、欧州北部では高気圧の停滞のため、平年より3〜6度高い気温が続き、雨が降らず水不足も深刻で、農作物への影響が懸念されています。

1913年7月に56.7度の世界最高気温を記録した米カリフォルニア州デスバレーでは7月、52.0度を観測しました。

このほか同州ロサンゼルス近郊チノで48.9度、アルジェリアのサハラ砂漠で51.3度に達するなど、世界各地で異常な高気温となりました。

WMOは異常気象について「温室効果ガスの増加による長期的な地球温暖化の傾向と関係がある」と分析しているように、世界的に温暖化対策は待ったなしの状況です。
posted by 川上義幸 at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年07月23日

シニアの消費

景気回復が続いていると言っても、なかなか伸びない個人消費です。

今から10年ほど前、いわゆる「団塊世代」が大量退職の時代を迎えると、余暇を楽しむなどとして消費をけん引すると期待されていました。

シニアは積極的にお金を使っているのか、「平均消費性向」という指標を見てみます。

この指標は、可処分所得(税金、社会保険料などを除き個人が自由に使えるお金)のうち、どのくらいを消費に回しているかを示すデータで、「1」だと、可処分所得すべてを消費に回していることになり、一般に、数字が高ければ消費意欲が旺盛だといわれます。

最近30年分のデータを見てみると、50代までのいわゆる「現役世代」では、平均消費性向は減少傾向にありますが、期間を通じ、おおむね0.7から0.8です。

残り0.2から0.3は貯蓄に回っています。

それが、60代になると、とたんに1に近くなり、特にここ15年間ほどは、1を超えていて、貯蓄を取り崩しています。

これが70代になると、おおむね1程度となります。

この分析を行った専門家は、「60代ではまだ子どもが独立していない世帯もあったり、退職後に旅行に行くなど支出する機会が多い。特に近年では、60代前半がもっとも貯蓄を取り崩す時期になっているが、70歳代になると、年金などの収入の範囲内で生活するようなスタイルに落ち着いてくる」といいます。

この「消費性向」を見るかぎり、少なくとも60代は、消費を増やしてきたことがわかります。

最近の高齢世帯では、貯蓄がない世帯が増えている問題も指摘されていますが、30年前から、70代以上の世帯では、収入の範囲内で生活する形が続いています。

これまでは一般的に、「高齢化が進むと貯蓄が減って消費が増える」と言われてきましたが、「貯蓄を減らさない」高齢者世帯が増えていくという今の日本の姿です。したがって、今の日本の高齢化では「高齢者の貯蓄は減りにくく、結果として消費も増えにくい」ということになるのです。

60代であっても仕事をしている世帯は、平均消費性向が1以下で、貯蓄を取り崩さずに生活できているということです。

現役世代の減少、人手不足で、高齢者の労働力が期待されていますが、消費を拡大していく観点からも、今後は、さらに高齢者の本格的な就労支援が鍵になってくると言えそうです。

健康で能力がある人は、現役世代とおなじように働いて、同じ水準の賃金をもらえるような働き方も必要となるでしょう。
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2018年07月22日

福岡空港の今後の展望と北部九州の広域交通体系

平成37年3月完成予定の福岡空港の滑走路増設をにらみ、空港運営事業者となる地場企業中心の企業連合が、航空機の着陸経路の変更を提案しているそうです。

同空港の発着回数増加への対応を巡って国交省は、増設する滑走路を離陸専用としても需要増を吸収できると判断していましたが、これに対し、地場連合は航空需要が国の想定よりも大きく伸びるとみて、増設滑走路を着陸にも使う前提で事業計画を策定し、発着容量の上澄みを狙っています。

国は発着回数を18万8000回を想定していましたが、地場連合は23万回超を目指しています。

現在の福岡空港拡張案は、平成15年度から20年度にかけて「福岡空港調査連絡調整会議」の場で検討されてきた内容をもとに決定された案です。

その時の資料では実績は平成13年度の発着回数が14万9000回をピークに横ばいでしたが、高め、中間、低めの3ケースを想定して予測が出されていて、平成34年度では16万6000回から19万2000回の範囲で伸びるというものでした。

だいたい国が想定されていた18万8000回に相当するのでしょうが、当時リーマンショック等の影響もあって、安全側で比較的慎重な予測だったかもしれません。

最近では、アジア各国の経済活動が盛んとなり国民の平均所得も高まり、LCC航空の就航が増える中で、国の想定以上に増えるうれしい誤算もあって、今回の地場連合の動きにつながったのかもしれません。

地場連合が主張する数字を実現させるには着陸の際に、久留米市付近からの直接経路を常時使えるようにすることが必要です。

急旋回する現在の経路よりも着陸する航空機の間隔が狭められ着陸回数を増やせるということが売りですが、そのルートの住民の理解が得られるかは未知数です。

いずれにしても、玄界灘に新空港をつくるかどうか議論して最終的に現空港の拡張案に収まった当時からすると、国際便の需要は大幅に伸びることは確かなようです。

今こそ、北部九州の広域交通体系を九州全体の利益につながるよう総合的に考えることが必要で、いろいろな制約がある福岡空港ですべて解決させようとすることは無理があるのかもしれません。

九州新幹線西九州ルートと九州国際佐賀空港の一体的なインフラ整備も面白い案で、一考に値するのかもしれません。

サガでは現在、幕末維新博覧会が行われていますが、「今佐賀は未来を見ている」というキャッチコピーを具体化する動きになるといいですね。

posted by 川上義幸 at 19:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年07月20日

修繕費用を稼ぐ

いま、積極的に「お金を稼ぐ」マンションが増えています。


稼ぐ目的は“修繕費用”の捻出です。

築30年を超えるマンションが全国の3割を占める中、建築資材が値上がりしたり、住民が高齢化したりして、修繕費用が集めにくくなるなど、計画通りに修繕ができないケースが問題になっています。

マンション管理のプロとして国の資格に「マンション管理士」というのがあります。

マンション管理士によると、「築年数が古くなれば、当然直すところも多くなります。

時代が流れていけば物価も上がっていきますので、早め早めに対策していくことが大事。」といいます。

こうした中注目されているのが、“みずから稼ぐ”マンションです。

敷地の有効利用で、マンションの空きスペースに「自動販売機」を設置したり、使われていない駐車場を「コインパーキング」の業者に貸し出したところもあります。

このことで、住民が修繕費用として支払う額を当初の計画よりも抑えることができ、負担軽減にもつながります。

また、マンション管理士の手を借りず、住民主導で“稼ぐ仕組み”を導入したところもあります。

昔から住民同士の交流に力を入れてきた築30年のマンションでは、修繕費用を稼ごうと屋上に600枚以上のソーラーパネルを設置しました。

利益率の良かった5年前に、住民たちで作る管理組合が太陽光発電に乗り出したのです。

得られた電気は、全量、電力会社に買い取ってもらっています。

去年(2017年)は年間で700万円以上の収入になったといいます。

これまでは住民の積立金のみで修繕を行ってきたマンションでしたが、今後、住民が減ったり、高齢化したりしても、太陽光発電の収入を生かして、修繕は予定通り行える見通しです。

確かにマンションが稼ぐためには、住民で作る管理組合の総会を開き多くの人の同意が必要など、高いハードルがありました。

また、コインパーキングや自動販売機にしても、収益を申告して税金を収めなければならず、手続きが煩雑なことも事実です。

しかし、太陽光発電を導入したマンションでは、住民の中に電気設備関連や建築士など様々なノウハウを持った人がいたのが推進役となりました。

こうした住民の知恵を結集させることで、修繕費用を得るアイデアを生み出し成功例ですが、築30年を越えるマンションは10年後には現在の2倍になると言われており、この問題は切実です。

posted by 川上義幸 at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年07月19日

猛暑の原因

日本列島は幅広い範囲で、猛烈な暑さが続いていて、昨日は40度を超える地域が出てしまいました。

この猛暑は、太平洋高気圧の上にチベット高気圧が重なるように列島を覆う2層構造が原因のようです。

高気圧の中で下降する気流が生じ、地表近くの空気を強く押すことで空気の内部が熱を帯び、気温が上昇して暑くなるわけです。

また、巨大な高気圧の上空ではより雲ができにくく、直接日光が地表に照り付けることも気温上昇の一因になっているようです。

例年では、猛暑のピークは8月で、なぜ早まったかというと今夏は偏西風が平年に比べて北側に蛇行し、太平洋高気圧が7月のうちに大きく張り出しやかくなっています。


猛暑でクーラーの利用が増え、電力の需給には早くも影響が出ていますし、各地で熱中症とみられる症状が続出しています。

そんな中、アイスやビール、エアコンに日傘など、夏に必須のアイテムも売れ行きが好調ということで、8月までの個人消費を6千億円押し上げるとの経済効果も指摘されています。

ただ、暑すぎる夏は秋以降に消費が失速する「夏バテ」にも用心が必要だということです。


こんなに暑い日が続くと、2年後の東京五輪・パラリンピックは大丈夫かと心配になりますが、東京五輪の競技日程や時間などのスケジュールの概要が昨日決まったようで、マラソンのスタート時間が当初より30分早めて、日曜日の午前7時となったようです。

しかし、この時間も暑いのに変わりはなく、過酷なレースとなりそうで選手は大変です。
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2018年07月18日

超青田買い

金の卵から青田買い、お祈りメールと就職を巡るキーワードは、その時その時の日本の世相を映してきました。

そして、最近のキーワードは「超青田買い」ということです。

企業は若い人材の確保を急ぎ、先端技術の分野ではインターシップに訪れる大学生を社員並みの戦力として考え、厚遇で向かい入れ、囲い込みを始めているようです。

インターンは学生から見ればアルバイトに近いですが、企業から見れば優秀な学生との接点ができ、将来の採用につながるとの期待があります。

人材の囲い込みを助けるビジネスも広がっているようで、興味のある学生と企業のマッチングイベントを手掛けます。

優秀な大学生の囲い込みが激しいのは、若い人材が足りないのが一因です。

企業は先端知識を持つ優秀な人材を囲い込まなければ、デジタル時代の競争に遅れます。

特にAI(人工知能)のエンジニアなどは、すでに働く正社員よりも学生の方が最先端の技術に詳しいことも多いそうです。

「超青田買い」の動きは、優秀な人材に会いたいというIT企業がけん引役になっている感があります。

これまでのように、大学4年生の春に就活をして内定をもらう風景は変わり、一律初任給すら崩れ始めていて、高いスキルを評価されて入社する新人たちは、年功序列をはじめとする日本型雇用を崩していくのかもしれません。

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2018年07月17日

日傘男子

梅雨が明け、日本列島は毎日が猛暑日となっています。

被災地の皆さん、そしてボランティアの人たちが、この猛暑の中、懸命に復旧を目指して頑張っておられる姿に、ただただ熱中症に気を付けてくださいと願うばかりです。

そんな中、「日傘男子」という話題を取り上げたいと思います。

毎日、ウォーキングをする上で、この強い陽射しに耐えることは大変です。

なるべく日影を選んでいきますがないところも多く、この炎天下に女性が愛用している日傘があればとよく思ったものでした。

埼玉県温暖化対策課の職員たちが中心となり結成した「日傘男子広め隊」というのがあって、隊員たちは、通勤時や外回りなどの際に積極的に日傘を利用、市民にその涼しげな姿を見せつけることで日傘男子を広めようとしています。

この恥ずかしがらずに男子も日傘を使おうという呼びかけに、この暑さで賛同の声が集まってきています。

県温暖化対策課によりますと、地球温暖化の影響で埼玉県内で記録される日中の最高気温のうち、35度を超えた猛暑日の日数は、この50年間でおよそ7倍になっています。

注目しているのは熱中症で運ばれる人の男女別の数で、おととし(平成28年)の場合、熱中症による救急搬送者およそ2500人のうち、7割以上が男性だったそうです。

県では、女性に比べ日傘などの暑さ対策をしていないことが一因なのではないかと見ています。

もはや恥ずかしがっている場合ではなく、日本の夏、男子を救うのは日傘というわけです。

「日傘男子」の歴史は案外古いようで、8年前、猛暑だったこの年の夏、「日傘男子は本当にいるのか」というテーマで、NHKがニュースとして放送していました。

取材の舞台は、サラリーマンの街、東京 新橋で、探すこと30分、日傘をさしている男性が3人も見つかりました。

5年前には「日傘男子」という言葉が「新語・流行語大賞」にノミネートされたこともありました。

大賞に選ばれたのは、「今でしょ!」「じぇじぇじぇ」「倍返し」「お・も・て・な・し」で、「日傘男
子」は大賞からはもれたものの、けっこう前から「日傘男子」に注目が集まっていたことがわかります。

今年の猛暑、これからも温暖化の影響で恒常化することも十分考えられますから、「日傘男子」を定着させることが必要のようです。

明日は傘をさして、ウォーキングをしようと思います。
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2018年07月16日

ドリアン

「フルーツの王様」と呼ばれ、強烈なにおいでも知られるドリアンですが、中国の爆買いが話題となっています。

ドリアンと言えば、クリームチーズのような濃厚な食感と、独特の甘みが特徴で、好きな人も多いかもしれませんが、日本人にはなかなかなじみにくい果物かもしれません。

現役のころに、JICAの案件で3度、インドネシアに短期派遣されました。

スマトラ島の中央付近(赤道直下)に流れるカンパール・インドラギリ河の治水、利水対策に関する調査がミッションでしたが、タイに比べて質が落ちるかもしれませんがスマトラ島もドリアンの産地でした。

道路沿いでドリアンを売っている光景はよく見かけました。

スーツケースで持ち帰るのににおい対策が大変で、サランラップや新聞紙でくるんでにおいが出ないように苦労したことを思い出します。

苦労した割には、職場で好評を博さなかったことが残念でしたが。

タイはドリアンの世界有数の生産国で、産地は今、かつてないブームに沸いています。

中国では、消費者の健康志向に、もの珍しさも加わって、今ドリアンブームが起きていて、タイはそのブームの恩恵に沸いています。

倉庫に山積みになっているドリアンは、その大半が中国向けで、タイでとれたドリアンのおよそ8割が輸出されていますが、多くは中国向けです。

中国への輸出額は日本円で年間およそ290億円。この5年で2倍以上に増えました。

冷凍ドリアンなどを作る会社も売り上げが急増。2018年の売り上げは17年の3倍に迫る勢いです。

中国の消費者は、安全・健康・栄養に関心があり、その3つを満たすのがドリアンだということです。

中国でのドリアン人気は、タイの農村の姿も変えつつあります。

タイは世界有数の天然ゴムの生産国ですが、お金になるドリアン栽培に切り替える農家が相次いでいます。

中国の消費パワーが、タイの農業を変えてしまっているということで、中国の世界各国への及ぼす影響は多岐にわたります。
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2018年07月15日

追い山

朝の4時59分、一番山笠の西流れの櫛田入り奉納を皮切りに、合計8つの山笠が次々に櫛田入りを行い、まだ薄暗い博多の街へと駆けだしていく、今日は、博多祇園山笠のフィナーレを飾る追い山が行われました。

今日も4時起きで、妻と二人で追い山を見に行きました。

毎年のことで、我が家の恒例行事となった感があります。

自宅からから歩いて博多駅を通り越して20分程度で目的地に着きますが、いつも博多駅付近でホテルからの観光客が増えていきます。

今年は3連休の中日だったこともあって、いつもより観客が多かったように感じました。

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男衆の鬨の声があがり、山笠のクライマックス「追い山」はなぜか午前4時59分にスタートします。

太鼓の音とオイサ!の掛け声と共に、見物客の拍手の中、一番山が清道内に駆け込んで、清道旗を一周したところで山を据え、一番山だけが歌える博多祝いめでたを唱和します。

祝いめでたを唱和し終わった一番山は、すぐに舁き出して清道から博多の町へ飛び出していき、一番山以降は5分おきに櫛田入りを披露し、櫛田入り後に発表される櫛田入りタイムに見物客は歓声を上げます。

七番山が櫛田入りを披露した後は、今年櫛田入りとなる八番山「上川端通」の登場です。高さ10メートルはある「走る飾り山」が、その豪華絢爛な飾りを揺らしながら見事な櫛田入りを披露します。

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途中、飾りの人形から迫力あるスモークが噴き出し、その力強い走りを驚きと華やかさを演出します。

いつものことですが、1番から7番までの勇壮な追い山と場所を移動してユニークな8番山を見て帰ります。

今年の追い山は、ちびっ子の元気な姿と高齢者の頑張りが目立った感じがしました。
posted by 川上義幸 at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年07月14日

プロ野球オールスター戦

子どものころはオールスター戦と言えば、セパのスター選手を一堂に会して見れるということで楽しみでした。

長嶋、王をはじめ、江藤、山内、張本、中西太、長池、野村、土井、加藤、大杉…、投手では金田、杉浦、江夏、稲尾、平松、村山、鈴木、山田、…、時代は前後するかもしれませんが、そうそうたる選手の名が浮かびます。

野球少年でしたから、バットのグリップのところにあこがれて長嶋選手の背番号の3を書いたりして、将来は野球選手にと思った時期もありました。

そんな野球少年の夢の祭典でした。

江夏投手の9連続三振奪取は 圧巻でした。

小細工をせずに、ホームランを狙ってブルンブルン振り回していましたから、見ていて楽しめました。

昨日の柳田選手の三振なんかも、昔を思い出すような勝負で見せてくれました。

今年の先発投手は、ファン投票一位同士の対決となり、セリーグは平成の怪物こと中日の松坂投手でした。

快投されるとソフトバンク時代に活躍できませんでしたから複雑な気持ちになるところでしたが、ライオンズの後輩たちに打ち込まれ、予定の2イニング投げ切れずに降板しました。

今年の中日での年俸が1500万円、それに対してソフトバンクでの年俸が4億円、3年間全く働いてくれませんでしたから12億円の投資効果がなかったことを考えると、複雑な心境にどうしてもなってしまいます。
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2018年07月13日

一帯一路での各国の懸念

中国が進める広域圏経済構想「一体一路」の実現に向けた大型投資事業が、アジア各国において懸念をもたらしているようです。

経済成長に不可欠なインフラ整備を加速させる一方で、債務返済が困難になれば、完成したインフラを中国に譲渡するなどの代償を伴いかねない状況です。

その典型例がスリランカでの港湾開発事業でした。

南部ハンバントタ港は建設費の大半を中国からの融資で賄って完成しましたが、需要の見通しが甘く、赤字が続いたため中国側への返済が進まず、2017年12月、99年間の港湾運営権を中国企業に譲渡せざるを得なくなりました。

運営権の譲渡でも軍事的な用途には使わないとの契約になっていますが、隣国のインドや米国は警戒感を募らせています。

インド洋での影響力拡大を図るため、最初からスリランカの港湾権益の取得を狙って中国が仕掛けた「債務のワナ」だったのではないかとの指摘もあります。


ミャンマーが、中国がミャンマーのチャオピュー経済特区で進める港湾開発事業の規模縮小を求める考えを示したといいますが、スリランカの二の舞はごめんだということかもしれません。

同事業は中国の地政学上、重要な意味を持ち、他国の干渉を受ける可能性があるマラッカ海峡を通らずに中国内陸からインド洋に、さらにその先の中東産油国までつなぐ迂回路を確保できるためです。

中国の巨額の資金によって既に新興国の財政が圧迫されるケースが増えてきました。

ただ、「一帯一路」構想のもとに、新興国にとっては中国の豊富な資金力は魅力的で、「脱中国」は簡単ではないようです。
posted by 川上義幸 at 07:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年07月11日

納豆の日

○○の日というのがあっても、語呂合わせなどもあって意外と知られていないことがあります。

昨日7月10日は、「納豆の日」でした。

実は今、納豆の売り上げが伸びているそうで、1世帯あたりの年間消費額は、6年間で20%上昇しています。

これまでも納豆は健康にいいと言われてきましたが、最近、納豆に含まれるビタミンが骨を丈夫にするという研究結果が報告されるなど、改めて優れた健康食品だという認識が広がっているようです。

もう一つ興味深いデータがあって、地域別の納豆消費額のランキングを見てみると、1位福島、2位盛岡、3位前橋で、有名な水戸は4位です。

下位にはやはり関西の地域が並んでいますが、最近は関西での消費も伸びていて、大阪市の場合、6年間でなんと66%も伸びています。

関西を中心に店舗展開する大手スーパー「ライフ」では、取り扱う納豆の種類をおよそ2倍に増やすとともに、野菜を刻んだ具がついている納豆や、米麹入りの瓶詰め納豆など特色ある納豆を扱っています。

大阪では、高まる納豆人気を受けてユニークな店が登場していて、その名も「納豆バー」です。

バーでは客の好みに合わせていろいろなカクテルを作ってくれますが、納豆バーでも、客一人一人の好みに合わせたオーダーメードの納豆を提供してくれます。

豆は大粒、小粒、ひき割りの3種類を用意。トッピングは、定番ののりや卵だけでなく、からしみそやキムチなど8種類あります。

合わせて24の組み合わせから好きな味を選べるようにしました。

健康にいいというだけでなく、消費者を飽きさせない多彩な味が、人気の秘けつになるのかなと思います。


今日、11日は、なんとラーメンの日だそうです。

昨日から、上京していましたが、昼食の私の定番は「パーコ―ラーメン」で、今日はラーメンの日だったからかどうかわかりませんが、麺が大盛り可ということでしたので挑戦してみました。

結果は、食べきれませんでした。

posted by 川上義幸 at 18:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年07月09日

豪雨の爪痕

これまでの豪雨が嘘のように、今日は北部九州では夏空になり、気温もぐんぐん上がっていきました。
気象庁は今日、九州北部、中国、近畿、東海、北陸の梅雨明けを発表しました。

昼休みに久しぶりに朝日山に登ろうとして、日差しが強い中、歩を進めましたが、途中土砂崩れが発生していて前に進めませんでした。

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仲間は、ルートを変えて登っていきましたが、私は新鳥栖駅付近の日影を選んで40分程度ウォーキングを楽しみました。

それにしても、身近なところでも今回の豪雨の爪痕が残っていましたが、佐賀県内の多くの箇所で被災していたのではないでしょうか。

西日本に停滞した梅雨前線や台風7号による大雨で、特にひどかった高知、徳島、岐阜、長野の4県15地点で総雨量が1000ミリを超えたことが、気象庁のまとめで分かりました。

全国で最も雨が降ったのは高知県本山町で1695.5ミリで、7月の平年値の約4.5倍の雨が短期間で降ったことになります。

被災をされた皆さんには、心からお見舞い申し上げますとともに、これから復旧に向けて動かれるでしょうが、くれぐれも熱中症に気を付けて頑張っていただきたいと思います。
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2018年07月08日

山笠の季節

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博多祇園山笠は、正式には「櫛田神社祇園例大祭」といい、櫛田神社の神事の一つです。

7月1日から14日のクライマックスの追い山まで2週間行われ、博多の街は山笠で一色です。

前半は、市内各地に展示されている飾り山を楽しみ、後半は動の「追い山笠ならし」「集団山みせ」「追い
山笠」と続き、山の担ぎ手の若衆が街を走りまわります。

山笠の起源はというと、1214年当時、博多で疫病が流行した際に、聖一国師というえらいお坊さんが山笠の原型となる乗り物に乗ったといいます。

これは「施餓鬼棚」と言いますが、これに乗ってありがたいお水を撒いて疫病退散を行いました。

これが祇園祭と山笠に繋がり、祭りとして発展したのではないかといわれています。

2016年11月に、この博多祇園山笠を含め、全国の33の祭りの「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。

760余年の伝統を誇る「博多祇園山笠」は、山を神様に奉納する神事であるため、山笠期間中は守らないといけない「禁忌(タブー)」「断ちごと」が存在します。

禁忌は古い言い伝えであり根拠がない物ではありますが、奉納行事である山笠期間中での事故や怪我を嫌う山笠の男達は、760余年経った今もなお「禁忌」を厳守するようにしています。

一番有名な禁忌は、山笠期間中はキュウリを食べてはいけないというものです。

それと、キュウリ断ちと共に現在も伝えられる禁忌は「女人断ち」です。

そして、参加者だけに禁忌があるわけではなく、現在では各流も人形師もあまり気にしなくなりましたが、舁き山、飾り山に飾り付ける人形には「この人形を飾り立てると縁起が悪い」と言った「人形のタブー」もまことしやかに存在しています。

これからが、追い山まで山笠は盛り上がっていきます。

今年の追い山は日曜日のようですが、妻と一緒に見に行く予定にしています。


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2018年07月07日

日本列島、記録的豪雨

活発な前線の影響で、九州から東海にかけて記録的な豪雨となっています。

この雨で、夕方までにわかったところで、全国で38人が死亡し、4人が意識不明の重体になっているほか、少なくとも47人の安否が不明となっています。

気象庁によりますと、本州付近に停滞する梅雨前線の活動が活発になっているため、大気の状態が非常に不安定になり、九州から東海にかけて断続的に激しい雨が降り続いています。

福岡県、佐賀県、長崎県、広島県、鳥取県、岡山県に出されていた大雨の特別警報はすべて解除されましたが、各地で被害が相次いでいて、気象庁は、岐阜県、兵庫県、京都府に発表している大雨の特別警報を継続し、土砂災害や川の氾濫などに最大級の警戒をするとともに、周囲の状況を確認しできるかぎり安全を確保するよう呼びかけています。

これまでの各地の雨量を見ますと、統計を取り始めてから最も多くなっているという地域が多くあります。

西日本の広い範囲で降り続いてきた大雨は、各地の企業や商業施設にも影響を及ぼしているようです。

昨日は、近隣に避難指示が出たり、部品の納入が滞ったりした一部の企業が、仕事を早めに切り上げて従業員に帰宅を促しました。

来店者や従業員らが帰宅困難者になるのを避けようと、関西の主要な百貨店でも夕方までに閉店する動きが相次いだようです。

今週末の催しの中止も相次ぎそうです。

各企業とも今日の操業や営業は、大雨や交通機関の運行の状況をみて判断するとしていて、今回の豪雨は経済活動のあらゆる方面へ多大な影響を与えたようです。


 

posted by 川上義幸 at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年07月06日

久しぶりの豪雨経験

今日は早朝から激しい雨に見舞われ、屋根に打ち付ける雨音で目が覚めました。

列車の運休や大幅なダイヤの乱れで、今朝の博多駅では通勤中の多くの人が足止めを食らっていました。

珍しく新幹線(上りのみ)でも運休が出たようで、改札口付近で運行再開を待つ人でごった返していました。

それを見て即、在来線の方へ向かい、電光掲示板の遅れ6分を信じて、特急かもめで職場(九州重粒子線施設)に向かうことにしました。

結局は遅れ30分となりましたが。


午後は一般社団法人北部九州河川利用協会の理事をしているものですから、定期的な打ち合わせということで、そのオフィスがある久留米市に向かったのですが、この時も在来線はダイヤの大きな乱れで見通しが立たず、新幹線で向かうことにしました。

会議中、雨脚は強まるばかりで、メールには緊急防災情報が頻繁に入り、帰りの電車が動くのかが心配になり、会議どころではなくなりました。

筑後川は河川敷にも洪水が載って流れ、めったに見られない洪水の光景になっていました。

メールで雨域は、佐賀から久留米、そして朝倉の方向に延びていて、いわゆる朝倉水害の時のような線状降水帯を形成していました。

予測では数時間続きそうで、このままだと列車は確実に運休になることが心配されました。

西鉄大牟田線は久留米〜大橋間で運休となり、JR在来線も大幅にダイヤが乱れいつ着くかわからない有様で、あとは新幹線だけが頼みということで、一路JR久留米駅へ車で向かいました。

さすが、新幹線ですね、雨に強い。

そして、この日は普通運賃で乗れるということで、ちょっと得した気分になり、そして最悪、久留米泊まりを覚悟していましたから、今日一日、交通機関に振り回された感はありましたが結果オーライでした。
posted by 川上義幸 at 20:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年07月04日

体調不良

先々週ぐらいから、暑さで体のだるさを訴える人が増えてきているようです。

『朝布団から起きられない』とか『気分が落ち込む』などさまざまな症状がありますが、医療関係者による
と、これは季節の変わり目や天候の変化によって起こる「気象病」の一つで、女性に多いのも特徴だそうです。

気象病の原因は気圧や湿度の変化のほか梅雨の肌寒さから一転、真夏のような高温にもなる時期、気温の差によって、体調を崩す人が多いということです。

関東が梅雨明けをしましたが、今年は全国的にも梅雨明けは早そうなので、皆さん気を付けた方がよさそうです。

「気象病」の専門外来があるクリニックの院長によると、「寒暖差疲労」という耳慣れないことばで説明されます。

『寒暖差疲労』とは、前日との気温の差が7度以上になった日など、寒暖の差が大きくなったときに人は自律神経の働きにより、一定の体内のバランスを保とうと、エネルギーを消費しますが、この消費量が大きくて、疲労が蓄積した状態のことを言うそうです。

この「寒暖差疲労」になると、体の冷えや肩こり、頭痛、めまい、だるさ、食欲不振などさまざまな症状が出て、慢性的な冷え性や自律神経失調症につながるおそれもあると言います。

専門家は、体温調節をつかさどっているのが、自律神経なのでそれが乱れると体にさまざまな影響が出ますので、冷房の設定温度を少し上げたり、ほんのり汗をかく程度の運動をして体力をつけることで自律神経も整い、寒暖差疲労の防止につながるといいます。

さらに、この時期は昼と夜でも、寒暖差が大きいほか、エアコンを使い始めると室内と外との気温の差も大きくなり、体調の管理にはとくに注意が必要だということです。


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2018年07月03日

残念でした

今日はいつもより早く目が覚めました。

3時キックオフの日本とベルギー戦が終盤の戦いをやっていました。

なんと2対2の同点で、日本の健闘ぶりに驚きとまさかの勝利への期待が膨らみました。

結局は、見事なカウンター攻撃に会い、決勝点を奪われることになりましたが、途中で知ったのですが日本が先制点をあげ2点をリードした時は、ロシアで観戦したサポーターや徹夜して応援したサッカーファンを感動と勝利への期待に包んだことでしょう。

結局、ベスト16に終わり、これまで以上の飛躍はかないませんでしたが、日本中がサッカーワールドカップを楽しましてくれました。

まだまだ大会は続き、これからが佳境に入りますが、これまででいうと日本が活躍したからこそ盛り上っ多と言えます。

残念な結果に終わりましたが、選手の皆さんにはお疲れさまと心から言いたいと思います。


今日は久しぶりに、大腸検査をしました。

腸が普通の人よりも長くて、その分曲がりくねっているらしく、カメラが中に入っていくときに腸の壁面にあたって、それはたまらなく痛みを伴いました。

前回の苦い経験から、今回は麻酔をかけてもらって実施しましたが、それは楽でいつ終わったかわからない程でした。

これからはこの方法で行うことにしたいと思いますし、ポリープをとるでもなく何よりも結果が異状がなくてほっとしました。
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2018年07月02日

ロシアで木造住宅

今回のサッカーワールドカップで日本代表のキャンプ地となっているのが、ロシアのカザニというところです。

ロシア中部の都市、カザニは人口120万人、近年、IT産業の集積が進むなど、経済発展がめざましいロシア有数の都市です。

その郊外に、日本の木造住宅のモデルハウスが今月オープンしました。

作ったのは、東京の大手住宅メーカーで、「一戸建ての家がほしいというニーズが限りなくあって、潜在的な可能性が果てしなく広がっている」といいます。

ロシアの都市部では、多くの人々がソビエト時代から続くコンクリート製の集合住宅に暮らしています。

カザニでは今、経済成長にともない、若い世代の間で広い戸建て住宅の需要が急速に高まっていて、国も、住宅購入の助成金を出すなど、支援策を次々と打ち出しています。

こうした状況に、商機を見いだしたのが日本の住宅メーカーで、オープンから3日間で120組もの見学者を迎えました。

ロシアの冬は、マイナス30度にもなりますが、木は熱を逃がしにくいこと、また、断熱材を木製パネルの間に加え、外壁側にもう1枚追加したことをアピールしています。

しかし、ロシアで木造住宅を販売する上で最も高いハードルとなったのは「価格」でした。

材料を日本から運び、日本人が建設した住宅の価格は、およそ1,400万円で、一方、ロシアで次々売り出されているレンガ造りの家は、内装費を含めても600万円ほどです。

その価格に近づけるために取り組んだのが、住宅の地産地消です。

木材は、現地に豊富にある森林で調達し、建材への加工も、現地の企業で行うことにしました。

そして、大工職人も現地で確保しようと、日本式の技術を教え込んできました。

こうした努力が実り、またロシアにはたくさんの木がありますから“地産地消”で価格のハードルを乗り越え、1,000万円を切る販売価格の住宅が完成しました。

メーカーでは、今後、量産態勢を作って、さらなる値下げを実現し、ロシアで木造住宅の市場を確立したいと考えているようです。

カザニには、ドイツやスウェーデンなど、ヨーロッパの木造住宅も進出しているということですが、ワールドカップ同様、日本の健闘を期待したいものです。
posted by 川上義幸 at 19:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年07月01日

梅雨明け?

今日は昨日までの大雨が小康状態になり、曇りの天気予報でしたので、ゴルフを入れました。

明日からまた梅雨空が戻ってくるということでしたから、梅雨の期間では珍しくゴルフ日和と言えましょう。

昼からは、晴れ間が出てきて、空はすっかり夏の空と化し、そして入道雲も見ることができて、もう梅雨明けを思わせました。

台風7号がこれから九州の西側を通過して北上しますから何とも言えませんが、関東地方が6月で梅雨明けしましたから、九州も間近だということは確かです。

天候には恵まれましたが、ゴルフは散々な成績に終わりました。

数少ないパーオンも3パット、ドライバーがナイスショットしてもアイアンが全くダメ、グリー周りに来ても寄せがヘッドアップしてチョロ、全くいいところがなく、上がってみればアウト50、イン55.トータル105のスコアでした。

気持ちは、毎回進化して、そろそろ90を切りたいということでしたが、逆にスコアは右肩上がり大叩きです。

帰ってきて、スポーツニュースを見ると、ホークスが負けていましたし、気分が晴れない一日となりました。
posted by 川上義幸 at 19:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記