北海道や北陸ではかなりの雪で交通機関はマヒし、年末の帰省ラッシュと重なって、そちら方面の帰省客は大変だったようです。
大晦日の今日は、一転して穏やかな天候になり、空は雲一つない東京の冬空のようでした。
今年最後のウォーキングはちょっと足を延ばし、御笠川、那珂川の河畔を歩きました。
今年を振り返ってみますと、いろいろな出来事がありました。
海外でも日本でも多くの災害に見舞われ、尊い命が奪われ多くの方が被災されました。
私の誕生日に起きたインドネシア地震・津波で死者2000人以上、行方不明者1300人以上となる大惨事となりました。
日本でも今年の世相を表す漢字に「災」が選ばれたように、災害が多い年でした。
西日本の各地で記録的な豪雨に見舞われ、死者220人超となる平成では最悪な人的被害となりましたし、大型台風襲来し関空が冠水して孤立しました。
また、北海道で震度7の地震が発生し、北海道管内のほぼ全域で電力供給が止まる国内初の「ブラックアウト」が起きました。
初の米朝首脳会談や南北首脳会談が開催され、朝鮮半島の非核化で合意がなされ一旦は緊張緩和進むと期待されましたが、その後の進展は芳しくなく、どうも北朝鮮のしたたかな外交に振り回されいる感じです。
それをアシストしているのが韓国の文在寅大統領です。
韓国は南北融和に前のめりなる一方で日本との関係が最悪になっています。
元徴用工訴訟で韓国最高裁が賠償命令を出しましたし、慰安婦問題では日韓が合意したにもかかわらず反故にし慰安婦財団は解散する事態に、そしてレーダー照射問題が発覚し、日韓関係はすっかり冷え切ってしまいました。
世界経済に目を転じますと、米国が輸入制限発動し米中摩擦が激化しましたし、英国がEUの離脱協定を正式決定するなど、世界経済の先行きに対して不確定要因が発生し、引き続き来年への影響が懸念されています。
明るい話題としては、スポーツでの日本人の活躍です。
平昌五輪で日本は冬季最多13メダルを獲得し、フィギュアでは羽生結弦選手が連覇を成し遂げました。
テニスでは大坂なおみ選手が全米オープンで優勝し、四大大会で日本人では初の快挙です。
二刀流の大谷翔平選手の大リーグでの活躍も素晴らしく、新人王に輝きました。
また、「がん免疫療法」に道を開き、「人類のがんとの闘いにおける記念碑」と高く評価され、本庶氏のノーベル生理学・医学賞を受賞も明るい話題でした。
今年もあとわずか、来年もまたいろいろなことがあるでしょうが、明るく実り多い年にしたいものです。