
昨日は、サガン鳥栖の元監督の松本育夫さんがサガン鳥栖のホーム最終ゲームに来られるということで、その日の夕方、基山にある喜峰鶴酒蔵で松本さんを囲む会がありました。
私もその最終戦の観戦に行って、その後囲む会にも参加しました。
開始早々、サガン鳥栖の選手の体がまだ温まらない間に、一瞬のスキをついてセンタリングされたボールにコンサドーレ札幌のエースが頭で合わせました。
練習を見ているような鮮やかなゴールでした。
その後、コンサドーレ札幌は引いて守りを固めたようで、前半は全くチャンスらしいチャンスはありませんでした。
後半は、引いて守っていた相手を追い詰め、あと一歩のところでゴールとはいきませんでしたが、攻撃の主導権は握っていました。
しかし逆にまた、一瞬のスキをつかれてカウンター攻撃でゴールされ、0対2で負けました。
J1残留をこの日に決めたかったところでしたが、来週の清水とのアウェーの試合が運命の日となりました。
懇親会で辛口の評価をされる松本さんに現在のサガン鳥栖のチーム状態をお聞きましたら、クラブが全く機能していないと今シーズンのはじめと同様なことをおっしゃっていました。
懇親会では、佐賀大学当時の懐かしい人たちと久しぶりの再会もありました。
経済界の人とは新幹線の話題となり、佐賀空港経由の案をしきりに言っておられました。
先日、大川市で行われた河川のシンポジウムで、市長もあいさつで新幹線を県南経由でと熱く語っておられました。
福岡空港の発着数は国の需要予測によると、政府が目標とする2%成長を想定した「上位のケース」では滑走路増設の最大処理能力以上となることが分かりました。
この手の予測は、施設を拡大するときに大き目の数字が独り歩きしますが、ここ数年でLCCの参入やアジアの成長で航空需要が大きく伸びたこともあって、あながち過大な数値ではないようです。
そうであれば、佐賀空港、新北九州空港との連携も視野に入れた対応を真剣に考えないと、インバウンド需要をほかに取られてしまいます。
佐賀空港と新幹線を結びつけることにより、さらに北部九州は大きく変わる可能性があります。
新幹線は、整備することでその地域に夢を与えないといけません。
西九州ルートを考える上で、これまでのようなネガティブな議論ではなく、北京新空港のように空港と新幹線を絡めた夢のある議論展開をしていきたいものです。