2020年01月31日

高速鉄道に待ったをかけた2県

昨年10月から停滞していた静岡県内のリニア中央新幹線の着工を巡る議論が動き出す見通しとなったようです。

リニアの工事が各地で進む中、南アルプストンネルの静岡工区は着工できておらず、静岡県知事が工事すると約60万人が利用する大井川の水量が減る恐れがあるとしているためです。

リニアの開業予定時期は2027年で、JRは2019年度中の着工を目指していました。

国交省は打開に向けて静岡県と調整中でしたが、昨日、大井川の水量などへの工事の影響を議論する有識者会議の設置に合意したということです。

議論すらできない状態からは少し前進しましたが、過大も多く残っているようです。

静岡県は、会議の公開や県の推薦者の参加、会議トップの中立性、そして生態系への影響など47項目の議論を求めたようです。

国交省と県は5項目の取り扱いや会議の運営方法などについて調整する協議がこれからも続いていくようで、この幅広い議論には時間がかかりそうです。


この構図はどこかに似ているようで、九州新幹線西九州ルートでの佐賀県の対応です。

昨日の新聞記事に、佐賀県知事が政策提案で国土交通省を訪れた際に、鉄道局長が九州新幹線西九州ルート新鳥栖〜武雄温泉間の整備方式見直しで「知事といろいろなコミュニケーションを取らせてほしい」と直談判する一幕があったとありました。

鉄道局長はリニアでも静岡県との間に入って話が進むようご苦労をいただいているようですが、どうもトップが動かれる前の事務方の調整を十分に行うことも必要のようです。
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2020年01月30日

タイでも「コロナウイルス」が話題

昨日、佐賀県にいた時にお付き合いしていた新聞記者と久しぶりに飲む機会がありました。

前任地がタイだったということで、3年間楽しんできたということでした。


連日中国の新型コロナウィルスについてのニュースが飛び交っていますが、タイでもこの話題で持ちきりになっているそうです。

実際にタイ国内で訪中者の感染者が発覚しており、街中にはマスクをしたタイ人が急増しています。

タイ国内で感染した患者や感染拡大は今のところ見られないものの、タイ国内の方が感染者が日本よりも多く入ってきていると見られています。

中国の春節(旧正月)の時期にはタイに観光に来る中国人も少なくないといいます。

そもそも、タイは日本よりも中国人観光客が多く訪れ、それに加えて、タイは中華系住民も少なくないといいます。

タイは1800年代から太平洋戦争終結後にかけて中国からの移民が多かったようで、タイ政府はそれら移民との同化政策をとっていたので、マレーシアやシンガポールと違い、中華系であってもアイデンティティーはタイ
人になっている人が大半です。

近年は若い人の間で自身のルーツを追求したり、またタイと中国の双方が経済的に発展していることから、中華系タイ人が中国との貿易を行って、関係を深めたりなどしています。

また、タイは日本旅行が大ブームになっていますが、日本以外で行きたい国を若い人に訊ねると、多くが中国だそうです。

どうもタイで放映されている中国の連続ドラマが時代劇のような内容でおもしろいらしく、特に成都などの古都に行きたいという人が多いとか。

こういったことから、タイは日本以上に新型コロナウィルスの爆発的感染拡大も懸念されているようです。


爆発的に感染者数が増えるのは4〜5月とも言われ、この時期はタイの旧正月にあたり、水かけ祭りとして世界的に有名なので観光客がどっと訪れるタイミングでもあります。

観光シーズンが到来するタイですので、日本から観光で訪れる際も、日本以上に注意をしたほうがいいかもしれません。
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2020年01月28日

新型コロナウィルスの急拡大

新型コロナウィルスによる肺炎患者が中国で急増し、他国にも広がっています。

日本は強制入院などが可能となる「指定感染症」にすることが閣議決定されました。

当初は世界保健機構(WHO)の「緊急事態」を見送っていましたが、その後の感染拡大を踏まえて指定を決めました。


WHOによりますと、今回の新型コロナウイルスに感染して発症すると、発熱やせき、それに息苦しさや、呼吸困難といった呼吸器の症状が出て、重症化した場合肺炎を引き起こしたり腎臓の機能が低下したりして、死亡することもあるとしています。

中国の保健当局、国家衛生健康委員会は新型のコロナウイルスに感染して死亡した人の数が昨日の発表から、新たに26人増えて、106人になったと発表しました。

また患者の数も1771人増え、4515人になり、このうち、症状の重い人は976人に上っているということです。


重慶市長は、市民のかなりの人が市外に避難しているといいますし、11月時点で発症が分かっていても、中央からの情報コントロールがあったといいます。

中国政府の初動対応のまずさが指摘されます。


中国で新型コロナウイルスに感染して死亡した人が100人を超えたことについて、専門家は今後の感染の広がりや封じ込めを考えるうえで、「まだ患者が少ない武漢以外の中国の都市で今週中に患者がどれだけ増えるかがカギになる」と指摘しています。

また、日本の海外の感染症に詳しい専門家は「当初の予想以上に拡大していて、日本にいても影響が小さい感染症とは言えない状態になりつつある」としています。


一方、新型のコロナウイルスの感染拡大で、中国経済はサービス業を中心に大きな影響を受けるものとみられます。

感染の拡大が最も深刻な湖北省だけでなく、北京や天津など各地で、長距離バスが運休になったことなどから、旧正月の元日にあたる今月25日の旅客の輸送量は、去年に比べて28.8%減少しました。

また、中国で急成長している映画産業でも各地の映画館が閉館を余儀なくされるなど、影響が広がっていて、中国メディアはことしの旧正月の元日の興業収入は去年と比べて99.9%の大幅な減少になったと伝えていま
す。

さらに、北京にある世界遺産・故宮や上海のディズニーランドなど各地の観光施設も閉鎖していて、サービス業は大きなダメージを受けています。

影響は中国国内にとどまりません。


さらに、中国の製造業への影響が懸念されています。

中国政府は春節連休の延長を決め、上海市やハイテク産業が集まる蘇州市は企業に休業の延期を通知しました。

中国進出の日本企業も生産計画の見直しを迫られる可能性もあり、工場の稼働中止が長引けば、中国発の世界サプライチェーンに影響が及びそうです。
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2020年01月27日

気候変動下で夏季五輪は可能か

東京五輪、パラリンピックまで半年を切りました。

マラソンは東京の暑さには耐えれないということで、急遽札幌への開催地が変更決定しました。

過酷で観客が最多のマラソンが重要な判断材料となり、暑さ指数が28を超すと中止を勧められるといい、2017〜2019年の8月の平均は東京で29を超え、札幌が大幅に下回っていたのが変更理由ということでした。

今後、気候変動で温暖化が進行すると、世界の主要都市での夏季五輪開催が危ぶまれています。

2050年の気象予測を分析すると、世界の大都市の6割超でマラソンなどの屋外競技の熱中症リスクが高まり、「開催困難」との結果が出たようです。

スポーツの祭典は気候変動との戦いの場になります。


今後は成長著しい新興国での開催が期待されますが、温暖化の壁が立ちはだかりそうです。

招致に熱心なクアラルンブール、バンドンなどは消え、また韓国・北朝鮮が共同開催を目指すソウル・平壌や東京と競ったアゼルバイジャンのバクーも外れます。

適地の7割は欧米の高緯度にある都市や南米に偏ることになります。

適地が多い欧米でも、過大な債務負担を嫌う住民の反対運動で立候補を取り消す都市が増え続け、真夏に限った開催は無理がありそうです。


IOCは時期は柔軟に考えたいと言っていますが、収入の1/3以上を頼る北米の放映権問題がありますので現実にはなかなか難しそうです。

地球温暖化という新たな難敵を攻略するには、既得権にとらわれず、新しい運営の在り方を探る必要がありそうです。

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2020年01月26日

五輪代表の最後の枠

マラソンの五輪代表残り1枠を争う戦いが熾烈になってきました。

今日、大阪国際女子マラソンが、大阪市のヤンマースタジアム長居を発着点とするコースで行われ、松田瑞生選手が2時間21分47秒で優勝しました。

昨年9月に行われたMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)で1位だった前田穂南選手と同2位の鈴木亜由子選手がすでに内定が決定していました。

松田選手は、五輪代表への最低条件「2時間22分22秒」を突破し、“最後の1枠”獲得に大きく前進したことになります。

レースは、序盤からハイペースで展開され、有力選手であるMGCで3位だった小原怜選手、同4位の松田選手、ベテランの福士加代子選手が外国人勢とともに先頭集団を形成していましたが、小原、福士両選手が途中で脱落。

福士選手は次の3月の名古屋ウィメンズマラソンの出場をにらんで棄権した模様です。

これで、俄然松田選手が代表入りで有利になったようで、小原、福士選手らは五輪代表枠を獲得するには、名古屋ウィメンズマラソンで松田選手の今回の記録を上回らないといけません。 

松田選手が「大阪を選んで最高によかったと思いました。五輪に出たら全力尽くして頑張りたい。笑顔を武器に腹筋を武器に頑張ります」と素直に喜んでいるのが印象的でした。

陸連も、強い選手が実力を発揮してほっとしているようです。

松田選手は、毎日腹筋を3000回ぐらいしているとか、私も300回(膝を曲げてですが)毎日続けていますが、比べ物になりません。


男子も、残り一枠を大迫選手や設楽選手らが争っていますが、2時間6分台の記録を出さないといけない条件をクリアするのは大変のようです。

しかし、冬場の大会で好記録で選出されても、五輪は会場を札幌に移すほどの暑さが問題となる時期で、選考の条件と必ずしも合致しません。

悩ましいところです。
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2020年01月24日

電力の主役が代わる?

電力の主役が電力会社から個人や新興企業に移ろうとしています。

国内で地域ごとに独占権を持つ電力会社が「発電・送配電・小売り」の事業をまとめて手掛けるようになったのが1951年ですが、これまでの70年の慣行を変えようとしています。

これは自然エネルギーを使った発電技術とITが急速に発展し、個人間や地域内で電力を自在にやり取りできるようになったためで、電力会社が大型発電所でつくった電気を自社の送電網で送るという当たり前の景色が変わりつつあるようです。


電気は需要と供給が一致しないと、停電が起きます。

日本の電力会社は多くの発電所を抱え、その稼働率の変化で供給量を調整して対応する役割を担ってきました。

独のゾネンの蓄電池を使った電力サービス。

蓄電池とソーラーパネルを家庭に取り付ける初期費用に平均200万円かかりますが、月に約20ユーロ(2400円)支払う程度になっているようです。

蓄電池でためたり、地域で融通できたりすれば、マネージメントは可能ですので、大型発電所や、それをつなぐ長い送電網を巨額の投資でつくらなくても、電力ビジネスを展開できるようになるというわけです。


電力の自由化で先行した欧州では電気をつくる会社、送る会社、売る会社など、機能ごとの再編が進みました。

電力大手は石炭やガス、原子力などの大型発電所の効率をどう高めるかに力を入れてきましたが、競争のルールそのものが大きく変わり、エネルギー産業は転換期を迎えているようです。

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2020年01月23日

渋滞対策にAI

経済成長を遂げるアジアで深刻化しているのが、都市部の渋滞問題です。

これを解決しようと、タイで新たな試みが始まっていて、頼ったのは、AI=人工知能です。

タイの首都バンコクの、朝のラッシュアワーは大変です。

バンコクの交通渋滞は世界最悪レベルと言われ、すいていれば15分ほどの距離でも、渋滞時には1時間以上かかることもあるといいます。

渋滞対策としてバンコクでは、混雑時の交差点およそ500か所で、警察官がリモコンで信号の切り替えをおこなっています。

しかし、勘と経験に任せた信号操作では、複雑な道路状況に対応することは難しいといいます。


そこで動き出したのが、タイの大手通信会社「AIS」で、携帯電話の位置情報とAIを組み合わせて、渋滞を解消するプロジェクトを立ち上げました。

開発しているのは、信号機を切り替える最適なタイミングをAIが判断してくれるアプリです。

その構想によると、まず信号の長さによって車のスピードや台数がどう変わるのかといった膨大なパターンの交通データをAIに学習させます。

そこに携帯電話の位置情報をもとにした車の台数のデータを掛け合わせ、信号をいつ切り替えるべきか割り出そうというのです。

試算によると、ピーク時におよそ25%渋滞を減らすことができるといいます。

プロジェクトには、日本の大手電子部品メーカー、村田製作所も協力しています。

通信会社が注目したのは、このメーカーが交通量などを調査するために設置しているカメラで、タイで多く走るバイクや三輪タクシーなども識別する精緻な交通データを使えば、開発はさらに加速すると考えています。

信号を切り替える最適なタイミングを割り出すアプリを開発するのなら、そもそも、人が手でリモコン操作しなくても、AIがすべて制御する仕組みにすればいいはずです。

ただ、コストや時間がかかりますが。


20年前にタイを訪れた時も渋滞を経験しましたが、その時と余り状況は変わっていない感じがしました。

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2020年01月22日

日航の再建、そして拡張

経営破綻してから10年がたった日本航空ですが、3500億円もの公的資金の投入など、国の手厚い支援を受けての経営再建は、当時、その必要性について大きな議論を呼んだものです。

無理やり延命しても、再び破綻するのではないかと懸念する声もありましたが、会社は、再建から次のステージを目指し始めました。

会社更生法の適用を申請して経営破綻したのは2010年で、負債総額は2兆3200億円と事業会社としては過去最大規模でした。

公的資金の投入など手厚い支援を受けて、自力ではできなかった赤字路線からの撤退や全従業員の3分の1に当たる1万6000人のリストラを断行し、希望退職のほか整理解雇も行う痛みも伴ったものでした。

2度目の破綻は許されませんから、事業規模の縮小とともに、もう1つ進めたのが、企業体質の改革です。

社員を小さなグループに分けて、採算性を明確にする「アメーバ経営」と、社員一人一人に当事者意識やチームとしての一体感を持たせる「意識改革」を行いました。

機内に持ち込む荷物は、シャンプーや化粧品の重さまで意識して、少しでも機体を軽くして燃料費を安くするように荷物を減らしたといいます。

こうした取り組みの結果、業績はV字回復。経営破綻から2年8か月というスピードで、東京証券取引所に再上場を果たし、公的資金も返済しました。

事業規模は、国際線で4割、国内線で3割縮小し、破綻から10年を経た今も、路線の数は、破綻前の水準に戻っていなません。


この10年、航空業界を取り巻く状況は大きく変わり、LCCが台頭して外国人旅行者が急増し、去年は3188万人と、10年でおよそ5倍に膨らみました。

こうした中、ライバルの全日空は着実に路線を拡大し、国内線を運航する会社としてスタートした全日空が、今では国際線の数で日本航空に大きく差をつけています。

日本航空は破綻から10年が経過し、「緩やかな路線の拡大」に舵を切ろうとしています。

国際線では、ことし3月から羽田空港と欧米を結ぶ便を中心に10余りの路線を新たに開設し、さらに、低価格が売りのLCCにも参入して、5月に運航を始める「ジップエア トーキョー」は、世界でもまだ数が少ない長距離路線のLCCとして、新たな市場の開拓をねらいます。

しかし、この10年、徹底的に浸透させてきた「採算性」の意識が、今後の成長に向けて、逆に弊害になっている面もあるといいます。


いま再建から成長の段階に移りましたが、社内には今までになかった、新しい価値を創造したり、チャレンジする人材が足りないといいます。

このため立ち上げたのが、「イノベーションラボ」です。

客室乗務員や整備士など部門を超えた若手社員から、アイデアを持つ人材を集め「次なる一手」を探る“実験場”のことで、AIや5Gなどの最新の通信技術、ロボットなどを活用した、新しいサービスの開発に取り組んでいるといいます。

日本航空の関係者が破綻10年を振り返るとき、たびたび口にしたのは、「鶴の恩返し」ということばで、破綻時の支援への感謝の気持ちを忘れずに、社会に貢献していくことを意味しているようで、このことを原点に拡張にあたってもらいたいものです。

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2020年01月21日

中国観光客への期待と心配

中国では毎年、春節(旧正月)の前後が7日間の大型連休となり、中国全土が一年で最も盛り上がりを見せる時期となります。

以前は帰省して家族とともに過ごすことが多かった春節ですが、最近では国内外を旅行する人も多く、日本
を訪れる人々も増加しています。

海外の人気渡航先トップ3はバンコク、大阪、東京の順で、国別では日本、タイ、シンガポール、フィリピン、ベトナムなど、アジアの近隣諸国に人気が集まっています。

また、中国海外旅行研究所の予測では、2020年の春節連休中の海外旅行者は延べ700万人超になる見込みで、昨年の630万人からさらに増加するとみられています。


このような春節とは限らず、訪日客における中国の存在感は高まっています、

2019年の中国客数は959万人と全体の3割を占め、消費に占めるシェアは4割近くになりました。

消費意欲の高い中国人の伸びは日本経済への恩恵も大きいですが、中身は若い女性を中心とした買い物に偏るようです。

結果として都市部に集中し、地方への誘客につながりにくくなっているように感じます。

また、夏に開かれる東京五輪までは、観光客も着実な伸びが見込まれるでしょうが、問題はその後です。

五輪後の持続力が問われており、イベントや買い物だけに頼るのではなく、観光地としての魅力を感じてもらうことが大事になってきます。

観光地としての魅力を伝えるには体験型を意味する「コト消費」が焦点になりますが、現状は心もとないといえます。

2020年に4千万人という訪日客数の目標を達成するには、観光地としての日本の魅力を海外に伝え、欧米やアジアからの長期の滞在を呼び込む工夫が求められます。


さて、もうすぐ春節が始まりますが、中国で新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎への感染が広がっている問題で、中国政府の専門家チームは「ヒトからヒトへの感染が確認された」と明らかにしましたので、日本への感染の広がりが心配です。
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2020年01月20日

ウナギの稚魚が豊漁

ニホンウナギの稚魚、シラスウナギの漁獲が好調のようです。

ただ、研究者や水産庁も稚魚が増えた理由はわからないといいます。

現在、食卓に上がるウナギの9割以上は、日本や中国、台湾など東アジア沿岸に来た稚魚を捕獲し、養殖地で取らせて出荷する養殖ものです。

今シーズンの漁は静岡県や鹿児島県沖など全国的に出足が好調で、解禁から1か月半の漁獲量は前年同期の15倍に達しました。

東アジアの全域の漁獲量も前年同期の2倍以上になっています。

ウナギの稚魚は“白いダイヤ”と呼ばれ、不漁だった過去2年間は1キロ200〜300万円と過去最高値で取引されました。

専門店が蒲焼などに使う親ウナギの卸値は1キロ5500〜5900円ということで前年同期比で5割高くも過去最高値圏にあって、なかなか食することができませんでした。

今シーズンが好調とはいえ、まだ取引価格が下がっていないようで、これは前年までの不漁により、養殖場で飼っているウナギが枯渇しているのが響いているようです。

順調な漁獲が続けば、稚魚の価格が下がり、来年以降はウナギの小売価格が下がる可能性があるということですので、美味しい蒲焼が食べれることを期待したいと思います。
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2020年01月18日

嵐の中のゴルフ

今日は、玄海灘に面した北部九州の天候が不安定でした。

そんな日にゴルフに行きましたから、雨具を着てのゴルフになりました。

朝は、晴れ間も出て天気予報が外れてラッキーでした。

そして、立ち上がりのショットが安定して、楽々パーをとってのスタートでした。

しかし、ここしばらくドライバーショットが安定せず、OBを出しては委縮し、修正できないまま悶々として終わっていましたので、その後の不安が的中しました。

今日も右がOBの2番ホールで、右に行くことを恐れてスウィングが早くなり、左にひっかけてOBとなりまし
た。

次のホールも、何も考えずに思いっきり振り回し、下半身中心のスウィングとなり、ヘッドが返らずドスライスとなってまたもOB。

いつもはここでプッツンして終わるのですが、フォームを見直しし、ドライバーが安定はしてきました。

西コースの7番ホールは、狭く両サイドがOBとなっていることからいつも委縮してOBとなるのですが、しっか
り矯正したスウィングでナイスショットし、バーディ逃しの楽々パーをとることができました。

しかし、アウトの後半からインにかけて天気予報通り雨が降って、それも時には強く降り、風も出て、嵐の中のゴルフとなりました。

グリーンには水も溜まり、パットに急ブレーキがかかり、ゴルフになりませんでした。

スコアは散々でしたが、ドライバーショットに収穫があったラウンドとなりました。
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2020年01月17日

新幹線協議の入り口

九州新幹線・西九州ルートの整備をめぐり、昨日、国土交通省の担当課長が佐賀県を訪れ、フル規格を含めた5つの方式で論点を整理することなどを申し入れたようです。

九州新幹線・西九州ルートの新鳥栖−武雄温泉間の整備をめぐっては、これまで関係者で全く議論がなされないまま突然、去年8月に与党のプロジェクトチーム(PT)が「フル規格」で整備するのが適当だとしたことで、この進め方には問題ありと佐賀県側から異論が出ています。

またPTは、国土交通省に対し、沿線の佐賀・長崎両県とJR九州を交えた4者協議の場を設けるよう求めていますが、佐賀県はフル規格を前提とした議論は受け入れられないと拒否しています。

こうした中での国土交通省の担当課長の佐賀県庁訪問でした。

会談は非公開で行われましたが、新聞情報によりますと、フル規格に加え、スーパー特急方式や武雄温泉駅での対面乗り換えなど、5つの方式で幅広く論点を整理する。

そして佐賀県と国土交通省の協議を、知事と鉄道局長の間で1、2か月に1回程度、実務者レベルで月に1、2回程度行うほか、必要に応じて長崎県やJRも参加するという提案のようでした。

これに対して県は、イエスもノーも言わずに聞き置いたということでしょうか。


昨日、ある街づくりの会合が行われ、そこで配られたフル規格推進派“佐賀県フル規格促進県民会議”のチラシをみました。

『つなごう新しい未来!つなごう新幹線』というタイトルで、新幹線の必要性を簡単に触れ、主には佐賀県知事の発言に対する反論的な内容になっていました。

長崎県が作ったと思わせるような内容構成で、諌干事業潮受け堤防の排水門の開門を巡る長崎、佐賀両県の争いを思い出されました。

新幹線問題は、佐賀県内でのフル規格に対する争いに発展しそうで困ったものです。

九州新幹線西九州ルートは、もうすぐ長崎〜武雄温泉間はフル規格で整備されます。

そして、フリーゲージトレインは実現できません。

この現実を踏まえて、関係者間でポジティブな議論展開を期待したいものです。

チラシにある“新しい未来”をまずは地元である長崎県、佐賀県、福岡県で議論したらいかがでしょう。

地域の将来像を明らかにして、それを実現するにあたって、費用対効果なども勘案して、フルかそれ以外か、ルートをどうするか考えてはどうでしょう
posted by 川上義幸 at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年01月15日

スタートアップを育てよう

今月、最新のテクノロジー見本市=CESが米国・ラスベガスで開かれました。

参加企業は多くは創業から間もないスタートアップで、潜在能力の高い投資先を求めるベンチャーキャピタルや提携先を探す大企業が世界中から集まり、いわばスタートアップの「登竜門」になっています。

世界中から約17万5000人が訪れる一大イベントで、ひときわ活気があるのがスタートアップ企業が集まる会場です。

特別に用意された会場の名前は「エウレカ・パーク」です。

古代ギリシャの数学者、アルキメデスが叫んだとされる「エウレカ(Eureka)」は、発見や発明したことを喜ぶときに使われているようで、会場を訪れた人には起業家の驚きや発見を感じ取ってほしいというわけです。


大企業にはない発想で、革新的な技術やアイデアを生み出すスタートアップ企業を育成しないことには、国の経済成長はないという強い危機感がどの国にもあります。

国どうしの競争も激しくなっていて、とりわけ目立つのは中国勢で、CESによると、出展企業、大小合わせて4500社のうち、1000社以上が中国企業です。

日本からも海外進出の足がかりにしようと参加するpet 企業が増えています。

数やどこの国の企業かが大事ではなく、製品やサービスの中身だという意見はもちろんありますが、「数も重要だ」と指摘する専門家もいます

中国は1000社以上、韓国は300社、フランスは250社、それに対して、日本は70社でした。

その専門家は「今回のCESで日本企業から突出してすばらしい製品が見受けられなかった。このままでは日本は優位性を失っていくのではないかと感じる」として、スタートアップの成長には技術力以外の面が重要だと主張します。

それでは日本のスタートアップにとって成功の鍵は何なのか、その専門家は「日本はこれまでも技術に焦点をあててきましたが、スタートアップ企業がグローバルに展開して、規模を大きくして成功するには全く違うスキルが必要だ」と指摘します。

具体的には
▽市場に合った製品を投入できるマーケティング力、

▽技術だけでなく、どういう課題を解決できるのかをひと言で説明するプレゼンテーション能力、

▽リスクを恐れずに積極的に事業を進める力強い起業家精神などだといういます。

日本企業が長年指摘されてきたことのような気もしますが、「技術そのものではなく、その技術をどう市場に持ち込んで実際に使ってもらうのかという視点が欠けている」という指摘はごもっともです。
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2020年01月14日

韓国の看過できない動き

東京オリンピック・パラリンピックの開催が夏に迫る中、韓国で東京電力福島第1原発事故と東京五輪を結び付けて揶揄する政治宣伝がまたも登場しました。

ソウルの在韓国日本大使館の建設予定地のフェンスに6日午後、東京五輪のエンブレムや「TOKYO2020」の文字、日の丸をあしらったポスターが張りつけられました。

そこには白い防護服姿の人物がたいまつのようなものを掲げて走る人物が描かれ、ポスターは聖火リレーの「パロディー」で、放射性物質処理の運搬シーンといいます。

 ポスターを制作したのは、「サイバー外交使節団」を名乗る「VANK」(Voluntary Agency Network of Korea)で、「旭日旗=戦犯旗」と主張する映像を動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップしたり、「日本海」と単独表記している各国の教科書や地図、政府サイトを見つけては、「東海」への表記変更を要求する運動などを展開する韓国の民間団体です。

 VANKの担当者は「『放射能の安全性問題』を提起するため、警告的な意味も込めた」と説明し、その代表は、「東京五輪の成功裏の開催とともに、参加選手・観客の安全を祈願するため、パロディーポスターを制作した」とも語っています。

「放射能汚染」と東京五輪を結び付け、日本のイメージをおとしめる意図があるのは明白です。

問題のポスターはすぐに撤去されていますが、SNSなどでその情報を拡散させています。

「放射能」をめぐっては韓国政府も昨年、さまざまな国際会議で福島第1原発の「汚染水」問題を執拗に取り上げ、風評被害をあおるような言辞を繰り返してきました。 

首相は韓国が原発事故後、日本産食品の輸入規制を依然として継続していることを念頭に「福島第1原発から排出されている水に含まれる放射性物質の量は、韓国の原発の排水の100分の1以下だ」と指摘し、「科学的に冷静な議論が行われるべきだ」と求めています。

在韓国日本大使館にはホームページ上で、福島市、いわき市、東京、ソウルの放射線量(マイクロシーベルト/時間)を公表しているようですが、ソウルの線量は東京の約4倍だったといいます。

仮に東京に「放射能の安全性問題」があるならば、論理的にソウルは東京の約4倍の安全性問題があることになり、実態を踏まえない非科学的な主張には困ったものです。

こんなことを繰り返していれば、日韓関係の改善はほど遠くなります。
posted by 川上義幸 at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年01月13日

冬の那珂川

一昨日のゴルフが散々でしたから、今日は打ちっぱなしに行ってきました。

ドライバーショットがまっすぐに行かず、スライスしてはOBを出していましたから、とにかくフォームを安定させることに専念しました。

後は本番での自信回復あるのみです。


IMG_20171125_090722.jpg
練習場は箕島にあって、終わった後に近くの那珂川の河畔をウォーキングしてきました。

今日は、冬型の気候になり、ちょっと肌寒い天候だったこともあって、ジョギング、ウォーキングする人が少なかったようです。

この先一週間は、弱い冬型の気圧配置で北陸などで雨や雪の降る日が多いほか、東日本や西日本の太平洋側もたびたび低気圧の影響を受けて雨や雪の降る日がありそうです。

18日(土)は大学入試センター試験初日ですが、例年のように雪の心配はしなくて済みそうです。

それにしても今年は強い冬型の気圧配置となる日があまり無いため、強い寒気の流れ込みがなく、東北の日本海側や北海道では例年のこの時期とくべて雪が降りにくくなっています。

これからも、山間部であっても降雪量が少ない予想で、スキー場の雪不足はしばらく続いてしまう可能性があって、関係者は雨乞いではなく雪乞いしたい心境だと思います。


今日は成人式で、全国各地で成人式が開催されたようです。

2年前のような振袖のレンタル詐欺事件も起きていないようですし、成人式で暴れる若者もいなかったようで、穏やかな成人式となってよかったですね。

令和4年4月からの民法改正で、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられるため、18歳で行うべきか、20歳で行うべきか、成人式のあり方をめぐって、自治体が揺れているようです。

18歳は大学受験や就職で忙しいことなどから、早々に「これまで通り20歳で行う」と表明する自治体が相次いでいるようですが、これに対して当然異論も出ています。
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2020年01月11日

早稲田大、11季ぶりの優勝

日本チームがワールドカップで初のベスト8になって、最高に盛り上がったラグビー。

まだ、日本のラグビーが世界に全く通用しなかった頃、ラグビーを盛り上げたのは大学の早明戦でした。

私が在学中の頃は福岡高校がラグビーが強かったこともあって、ラグビーの試合は何よりも優先して見ていました。

同級生も、早稲田の主力で活躍していましたし、早明戦となればテレビにくぎ付けで応援していました。

フォワードの明治、バックスの早稲田とチームカラーが異なりました。

早稲田のフォワードが軽量ですが耐えに耐えて明治の突進を凌ぎ、バックスの展開力で華麗に得点をするということで、見ていてたまりませんでした。


今日の大学選手権の決勝は、久しぶりの早明戦になりました。

早大が連覇を狙う明大を下し、11季ぶり16回目の優勝を飾りました。

新装国立競技場で行われた最初のラグビーの試合で、6万人近くの観衆を集めて開催され、早大が前半のリードを守り切って日本一に輝きました。


今日は今年初めてゴルフに行ってきました。

行く前の素振りの感じはよかったのですが、最初にOBを出してからはスウィングが変わったのが自分でも分かるのですが、修正できずにまたOBが出るのを恐れて悪いときのスウィングに戻っていたようです。

ワンサム会で良くご一緒するシングルの方が安定したショットをしていましたので、なんとか彼についていければよかったのですが、集中力をなくしてアイアンのショットも最悪の状態で、終わってみればOBを4つ出して100をたたきました。

どうも、同じようなラウンドを繰り返ししていて、これを乗り越えるには緊張感をもってゴルフをするということで、練習をして来月から月例会に出ようと考えています。
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2020年01月10日

豪雨、台風対策

西日本豪雨で最初の大雨特別警報が出ました。

線状降水帯が発生し、今までに経験がない降雨を記録しました。

愛媛県のダムでは水位が限界に近づき緊急放流しましたが、その後に下流が氾濫しました。

昨年の台風19号でも緊急放流が相次ぎました。

全国のダムには洪水対策に使う治水や発電、農業向けの水をためるといった目的がありますが、複数の用途を兼ね備えた多目的型が多くなっています。

ダムの建設には多くの予算と長い建設期間が必要で、建設に適した場所も限られています。

そのため政府は既存のダムを有効活用して大雨への備えを強化する検討を進めています。

具体的には、電力会社などの水力発電用として確保しているダムの容量を減らして洪水対策向けに増やす検討をしています。

電力会社の収益力を落とさずにダムの治水能力を強化する新たな制度によって、頻発する大雨災害に備えようというものです。

治水用に振り替えた場合に金銭で補償する仕組みはありますが、電力会社にとっては金銭保証よりも発電容量を確保できる方が長期的な収益機会の確保につながります。

国は、洪水対策で減らしたダムの発電容量を他のダムに付け替えることで現物補償する仕組みを検討するとしています。

即効性があって、現実的な対応として大いに期待される取り組みです。
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2020年01月08日

国際情勢の不安定化

イランは精鋭部隊の司令官殺害への報復だとして、イラクに駐留するアメリカ軍の拠点を弾道ミサイルで攻撃しました。

最高指導者ハメネイ師は「平手打ちを食らわせた」と述べて、アメリカに一撃を与えたと主張しました。
攻撃の作戦名は「殉教者ソレイマニ」だとしています。

アメリカの複数のメディアは、政府関係者の話としてミサイルは合わせて15発で、このうち10発がアサド空軍基地に、1発がアルビルの基地に着弾したと伝えています。

アメリカのトランプ大統領は、年末の攻撃のあとツイッターに「すべて順調だ。被害の状況を確認している。今のところ非常によい」と投稿して、現段階で大きな被害は出ていないという認識を示しています。

一方、ハメネイ師直轄の革命防衛隊は「アメリカがさらなる挑発行為をとれば、一層激しく破壊的な報復に直面することになる」として、反撃をけん制する一方、ザリーフ外相は、ツイッターで緊張のさらなる激化や戦争は望まないという考えも示しています。

どちらも、戦況をツイッターで情報を拡散させていて、これが近代戦なのかと時代の変化を感じます。

いずれにても、日本時間の8日夜にも何らかの声明を出すとしていて、その内容に高い関心が集まっています。

戦争という形で、戦況が拡大しないことを切に願うだけです。


さて、今日は九州重粒子線施設管理株式会社の恒例となった安全祈願のため、鳥栖市内の八坂神社に行ってきました。

帰る途中、タクシーの車窓から非常に美しい“虹”を見ることができました。

背振山地を背景にくっきりと“虹”が浮かび上がっていました。

虹は、雨上がり、水しぶきをあげる滝、太陽を背にしてホースで水まきをした時などに見ることができますが、背振山地がしぐれていて、南東から太陽が出て、虹の発生にはこれ以上にないシチュエーションでした。

アイヌ民族は、虹を「ラヨチ」と呼んで、魔物扱いして恐れるということです。

美しいものに魔物が惹きつけられる(狙う)という考え方と関係するようで、アイヌ語で魂をラマッ、死ぬことをライといい、ラ音には不吉な意味が含まれるそうです。

アメリカとイランの関係が改善されることを願うばかりです。
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2020年01月07日

久留米市と鳥栖市の賀詞交歓会

昼が久留米市、夕方が鳥栖市の新年賀詞交換会に行ってきました。

久留米市は形式的な進行であいさつのオンパレード、鳥栖市は出席者が少なかったのですがホームパーティ
な雰囲気で隣接市でありながらそれぞれ異なる特徴的な賀詞交歓会でした。

久留米市ではまず、市長の今年の市政方針挨拶が30 分程度、国会議員が6名出席し、一人2分の持ち時間のようでしたが実際には倍近く話されたようで、来賓紹介などを合わせると1時間が経過してしまいました。

2分の持ち時間を厳守して、自分の主張を明確に話すことができれば、聴衆者の拍手喝采を浴び議員に対する評価は高くなりますが、誰とは言いませんが最初の3人ははっきり言って時間の無駄でした。

まったく共鳴するものがありませんでした。

中村哲さんの話をする人がいましたが、単なる話題提供にすぎず、ご本人の政治信条とどのようにかかわっていて、だから取り上げたということであれば心打たれますが、主催者の年頭の挨拶であれば許されますが残念でした。

若いんですが、参議院議員の高瀬弘美さんの挨拶が一番良かったですね。


鳥栖市では、挨拶は鳥栖市長と県知事だけで、それぞれコンパクトに話の内容をまとめられて聞く方からすればよかったと思います。

鳥栖商工会議所の会長の乾杯の挨拶が長くなりましたが、これは恒例のことで皆さん覚悟されていて、そして話が面白いこともあって、鳥栖市の賀詞交歓会の風物詩となっているようでした。

抽選会も行われ、最後まで和やかな賀詞交歓会となりました。
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2020年01月06日

賀詞交歓会

今日から仕事始めです。

福岡市内で開催された西日本シティ銀行の新年賀詞交歓会に行ってきました。

その前に同市内で商工会議所主催の賀詞交歓会もあっていましたが、今年はどちらかにしようということで西日本シティ銀行の方にしました。

1000人以上の方が来られていたようで、会場は人でいっぱいとなりました。

いつも思うのですが、福岡の経済界の重鎮は修猷館高校出身が多く、西日本シティ銀行の頭取も会長も修猷館高校出身で、会場で見かけた福岡県知事、元衆議院議員…もそのようですし、私の出身校の福岡高校は影が薄い感じです。

ただ、頭取の挨拶の中で、昨年を回顧する場面でまず最初に出てきた話題は福岡高校出身の中村哲さんとラグビー日本代表の福岡賢樹君の話でした。

ノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典さんもそうですし、同級生のサグラダ・ファミリア主任彫刻家の外尾悦郎も福岡高校出身です。

超ビックな名前は出てきますが、経済界ほか各種分野での活躍している人は圧倒的に修猷館高校出身者が多いのは確かなようです。

頭取の話に戻しますと、今年がオリンピック・パラリンピックの年でもありますが、スポーツの話題が多かったように感じました。

スポーツの話題は、人の気持ちを明るくします。

明日は、久留米市、鳥栖市の新年賀詞交換会に出席するようにしています。
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2020年01月05日

明日は御用始め

長い正月休みも今日で終わりです。

食べて飲んでの生活が続きましたので、今日はサウナに行って汗をかいてきました。 


さて、東京中央卸売市場の豊洲市場で5日、元号が令和となって最初の初競りが行われたようです。

注目のクロマグロは、青森・大間漁港から届いた重さ276キロのクロマグロで、1キロ当たり70万円の値で落とされ、1体での総価格では1億9320万円でした。

競り落としたのは、マグロ大王の異名を持つ木村清社長の率いる寿しチェーン「すしざんまい」を展開するつきじ喜代村です。

豊洲市場での最初の初競りとなった昨年も、クロマグロ1体での史上最高額となる3億3360万円(278キロ、1キロ当たり120万円)で競り落としていました。

木村社長は「競る相手がいたから負けられない。みなさんにいいマグロを食べていただきたいから頑張った」ということですが、この値を付けることが信じられないの一言です。


もう一つ威勢のいい話で、第96回箱根駅伝で2年ぶり5度目の優勝を果たした青学大の原晋監督は、鈴木主将、上村主務ら4年生の選手、マネジャー計11人にハワイ卒業旅行をプレゼントする考えを明かしました。

推定250万円前後の“太っ腹”プレゼントになったようです。

青学大は2015年の箱根駅伝に初優勝して以来、特異なキャラクターの原監督は一躍、時の人となり、テレビ出演や講演などの依頼が殺到し“売れっ子タレント”になりました。

2016年以降、その収入の中から4年間、頑張った選手たちに卒業旅行をプレゼントしているようです。

2017年、2018年に卒業した世代はハワイ旅行を楽しみましたが、5年ぶりに優勝を逃した2019年組はグアム旅行でした。

原監督は結果がすべてではないが、箱根駅伝で優勝した世代とは同じではない方がいいと判断したようで、グアムの予算は半分位だそうです。

今年の優勝の原動力は選手の頑張りにつきますが、原監督の監督としての裁量が高く評価されています。

このプレゼントも原マジックの一つですかね。


今度は気になるニュースですが、米軍がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したことを受け、イランのラバンチ国連大使は「我々は目を閉じていられない。間違いなく報復する。厳しい報復だ」と語ったということです。

「軍事行動」に出るとも宣言し、両国間の緊張は一層高まっています。
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2020年01月03日

青学、箱根駅伝を制す

正月は、駅伝、ラグビー、サッカーと見たいスポーツが目白押しです。

箱根駅伝では、往路を制した青学大が、復路でも好走し、2年ぶり5度目の総合優勝を飾りました。

今年の箱根駅伝は前評判では5強の争いといわれていて、それだけ絶対的な本命のチームがいないということで戦国時代に入ったということでした。

天候にも恵まれ、また今のシューズは高反発の走りやすいこともあるのでしょう、好記録の続出で見ていて面白い展開でした。

青学大は復路5選手のうち8区の岩見選手以外は初出場で経験が少ない陣容でしたが、不安を吹き飛ばし、結果は王座を奪還しました。

新チームが始動して間もない頃、「ひとつ間違えるとシード権も取れない」と、強気で鳴らす原監督が珍しく弱音を漏らしたということです。

しかし、それから、約1年間、泥臭い練習を続け、本来の強さを取り戻したといいます。

そして、今大会に原監督は「やっぱり大作戦」を発令し、選手たちを鼓舞し、「やっぱり強い! やっぱり勝てる! やっぱり青学大は強かった、とアナウンサーに絶叫してもらいたい」ということで、1か月前の予感は実現した格好です。

これが原マジックでしょうか。


初売り.png
昨日は、正月の定番である初売りを覗いてみました。

衣類は、一時のような人だかりはできていませんでしたが、食料品は人、人という感じで、身動きが取れない混雑した売り場もありました。

以前に比べて、福袋もだいぶ少なくなったように感じますし、高額のものも減ったようにも思います。

バブルの時期が懐かしくも感じます。


今日は、初打ちに行ってきました。

ぶっつけ本番ではいいショットが長続きしませんから、やはり練習あってのスコアということで、今日は300 発を打ってきました。

その後、那珂川の河畔をウォーキングで汗を流して、正月で取りすぎたカロリーを少しでも燃焼させようと努力しましたが効果はいかほどかわかりません。

今年は、ゴルフを頑張ります。
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2020年01月01日

謹賀新年

新年を迎え、今日から令和2年の始まりです。

明けましておめでとうございます。

皆様にとって、今年一年が素晴らしい年となるようお祈りいたします。


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今日は、今季一番の冷え込みとなりましたが、全国的に初日の出を拝めたところが多かったのではないでしょうか。

今年も、福岡空港までウォーキングをして、空港から東方面となる月隈の丘陵地から登る太陽を眺めてきました。

ここは初日の出を見るスポットとなっているようで、何人かのマニアの方と一緒に寒い中カメラを片手に初日の出を待ちました。



若八幡.png

今日はちょっと寒かったですが天候に恵まれ、初詣はどの神社も多かったのではないでしょうか。

近所の日吉神社にお参りに行ってきましたが、参拝に列ができていて、これは初めて見る光景です。



比恵晴天の.png

冬の晴天、それも元旦で車が少なく空気が澄んでいて、くっきりとビル群がきれい見えました。

実家の周辺はすっかり都会となって、学校に通っていた頃の面影がなくなってしまいました。

我が家もビルに囲まれて日差しが閉ざされ、住みにくくなって建て替えの時期を迎えたようです。
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