今年もコロナの影響で、これまでペイペイドームへ野球観戦に行く機会がありませんでした。
現在、オリンピック開催の影響で1か月間のプロ野球の公式戦が中断していますが、その間の選手が実戦から遠のくこともあって、エキシビジョンマッチが行われています。
昨日、そのヤクルト戦を観戦に行って聞きました。
球場では観客の入場者数を限定し、コロナ対策が昨年以上に徹底されていたように思います。
試合結果は1対1の引き分けで、その内容は低調でした。
オープン戦を見ているようでした。
野手は若手中心り起用で、ピッチャーは前半戦出遅れて、後半戦の活躍が期待されている東浜投手が先発しました。
相手打線は塩見、オスナ、サンタナと主力が並びましたが、東浜投手は4回を投げて2安打無失点とほぼ完璧に抑え込見ました。
生命線の一つでもある直球に手応えをつかんだようで、立ち上がりからグイグイ押し、初回の先頭塩見には
全4球直球勝負で臨み、最後はこの日の最速となる150キロの真ん中高め直球で空振り三振をとり、結局、5三振
中3三振を伸びのある直球で奪いました。
これで東浜投手は8月13日に再開される後半戦の“開幕投手”を務める可能性が高まりました。
野手の方はというと、レギュラー奪取を目指す真砂選手がアピール弾を放ちました。
2回の第1打席。相手先発石川投手の外角シュートに逆らわず、右翼テラス席へ運びました。
先日のDeNA戦では中谷、リチャード、谷川原と1軍生き残りを懸けた若手選手が一発を放っていただけに、意地の一発となりました。
観戦していた8回まで、このホームランだけの1安打に抑えられていて、やはり後半戦も現在のレギュラー陣で戦うようになりそうな感じです。
今年のペナントレースは苦しい展開になることが予想されます。
いつもは応援合戦となり、打球音やミットに響く音、ヤジなど聞こえませんが、野球音が球場内に響き渡り、本当の意味で野球を楽しむにはこのようなシチュエーションでの試合に限ります。