もとは中国の東北部や朝鮮半島北部で冬の気候を表す言葉として用いられいて、冬のシベリア高気圧から吹き出す寒気が7日ぐらいの周期で、強まったり弱まったりすることに由来する言葉とされています。
日本の冬は、”3日間寒い日が続いた後に4日間暖かい日が続く”という周期が現れることはほとんどありません。
その代わり、日本では早春になると低気圧と高気圧が交互にやってきて、低気圧が通過し寒気が流れ込んで寒くなった後、今度は高気圧に覆われて暖かくなり、周期的な気温の変化を繰り返すことが多くなります。
このため、日本においての三寒四温という言葉は、本来使われる冬ではなく、寒暖の変化がはっきりと現れる春先に用いられるようになりました。
まさに、日本で三寒四温という言葉を使う時期ですが、先週の20度を超す暖かい日になったと思えば、今は冬に戻ってしまいました。
関東では平地でも雪が降っているようです。
この時期は、梅の花が満開を過ぎ、その一方で桜が開花に向けての準備中で、日に日に暖かくなる連れてつぼみが大きくなっていきます。
朝のウォーキングで、春の訪れと桜の開花が進むことを確認することが楽しみです。
春の訪れとともに年度が改まり、入学や社会人としての門出を迎えます。
今日は、九州大学から国土交通省へ今春入省する5名の学生の激励会があり参加しました。
我々の時は、土木採用は建設省と運輸省(どちらも今は国土交通省)の河川及び道路、都市、港湾の分野でしたが、今回はこれまで土木採用ではなかった国土地理院や住宅分野にそれぞれ1人ずつ行くようです。
最近は、国家公務員の志望が減っているようで、定員に満たない場合、幅広く分野を広げて採用がなされているようです。