今日は参院選の公示日で、事実上の参院選がスタートしました。
蒸し暑い梅雨の時期の選挙活動は大変です。
これは、候補者だけでなく、選挙事務所の関係者、そして有権者も皆暑い中、演説会、集会、票集めと奔走しなければなりませんから、選挙期間の17日間はとにかく大変です。
一度経験するとよくわかります。
昨日、日本記者クラブ主催の党首討論会が行われました。
3日の、参院選公示直前にもかかわらず、どこか盛り上がりや熱気に欠けていたようで、各党首や記者の質問も自民、公明の連立与党勝利を前提に安倍晋三首相に集中し、さながら首相の独演会か参院選後を先取りした所信聴取のようだったとも言います。
争点と言われるのに、「アベノミクス」「TPPの推進」「原発政策」「憲法改正」がありますが、これらに対して自民・公明の与党とみんなと日本維新は考え方が近く、その他の少数野党が相反するという構図になっています。
民主はその狭間に立っていて、立ち位置に苦労している感じでしょうか。
このためか、民主の海江田代表は、「今度の参院選、まさに日本の国のこれからがかかっている」と意義を強調しつつも、これまでに比べてマニフェストに数値目標が少ないと指摘されると、「はっきり言って、参院選は政権を取りに行く選挙ではない。与党の暴走を止める選挙だ」とこんなあけすけな本音が飛び出す始末で、周囲をがっかりさせます。
民主党をはじめ野党が現時点でのメディアの予想を大幅に上回る議席を獲得して首相を衆院解散に追い込めば、政権交代に直結するかもしれません。
その可能性すら、はなから諦めているように聞こえますから、安倍首相の独演会となったことがわかるような気がします。
2013年07月04日
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東京ではお世話になりました。
6年前の参院選を思い出して、こちらのブログに辿り着きました。
佐賀でご活躍されておられるので安心しました。
私も昨年から、佐賀県民に戻りました。
前回に当選された方は、1期で職責を辞され次は市長選ですか?
志しは無く、政局を読むのが上手い政治屋さんですかね。
結局は、佐賀にとって後退した6年ではないでしょうか!
今回の参院選は盛り上がりに掛けますが、候補者の政見放送や演説を聞きて1票を投じます。
これからもブログ拝見し、参考に勉強させて頂きます。